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レイルを気に入った霜鳥です。金髪くるくるは個人的に許せないのですが、まあ、あの髪は野鳥の為にあると考えて我慢しておきます。
という訳でレッツレビュー。責任は取りませんが、このレベルならクソゲーオブザイヤー2009にはノミネートすらされないでしょう。ゲームとしてちゃんと成立しているので無問題。
評価は☆0~5の6段階。
☆5:ここまで来るゲームはそうそうない。素晴らしい。
☆4:すごくいい。胸を張ってゲームのウリになれる。
☆3:平均以上。いい感じ。
☆2:普通。いいけど、特筆するほどの特徴はない。
☆1:いまいち。改善して下さい。
☆0:論外です。話になりません。
シナリオ:★★★☆☆
前作・前々作のような鬱な展開ではありません(※死者0人、という訳もありません)。心を動かされるような作品ではない上ボリュームがとにかく少ない(10時間未満)ですが、まぁ、FFにしては笑える場面がとても多く楽しいものでした。星3.4くらいかな。今までのFFおよびFFCCを想像しない方がいいです。主人公にネガティブのネの字すらないし。
音楽:★★☆☆☆
植松氏の定番曲や、(私は気づきませんでしたが)過去作のアレンジが混じっているなど、まぁ今までのファンをある程度意識したものでした。特に気に入った曲はなかったので2にさせていただきます。
グラフィック・ムービー:★★★☆☆
DSではないので、なかなか綺麗です。シームレス。ミニゲーム中もまるでムービーを見ているような感じなので、まさに「プレイ、ヒーロー。」です。いかに美しいムービーを作り上げるか、みたいな。4に近い3。
操作性:★★★★☆
読み込み時間がほとんどないのが特徴。ムービー再生後も2~3秒で復活します。魔物の集団の中で物を投げていると多少重くはなりますが……そういうのはかなり例外です。チョコボサーキットの瘴気ストリームくらいですかね。過去作のガルデス・ラーケイクス戦と違い、今回のラスボス戦はザコ敵が沸いていようが重くはなりません。
中にはカメラワークの悪さで酔う方もいらっしゃるようです。ご注意。私はゼル伝トワイライトプリンセスで酔ってFFCCTCBで酔わなかった身なのでゼルダの伝説シリーズに慣れている人は問題ないでしょう。戦闘機を酔わずに鮮やかに操作できる人も問題ないと思います。
という訳で、3に近い4。
戦闘難易度:★☆☆☆☆(難しい)
操作に慣れないとやられます。難しいです。瘴気ストリームを閉じる(=最大HPupアイテムGET)となると装備と作戦を考慮しないと制限時間を迎えてしまいます。慣れてしまえばこっちのものですが、1周目で作戦が思い浮かばないうちは戸惑うかもしれません。いつものFFCCとは違い、攻撃ボタン連打は効きません……。
ミニゲーム難易度:★★★★☆
レイルらしいミニゲームが多く、難易度もちょうどいい感じです。ストーリーにうまく絡んでいるし、成功失敗という所だけでなくハイスコア挑戦もできるのでやり込む人にもいい感じ。このゲームは戦闘よりもミニゲーム主体かも……。
「逃避行」はバッツ泣かせ、と皇戯氏に突っ込まれました。Bでチョコボキャプチャ、リモコンちょっと振ってポイ。
やり込み要素量:★★☆☆☆(かなり多いが……)
やり込み人、観察大好き人(街の人のAIは中々複雑です)、悪戯大好き人にはいい感じです。ミニゲームハイスコア挑戦するなり、勲章100%目指すなり、装備品コンプするなり、CPUをベアラーでいじるなり。
ただ、それがメインとなっている所があるので純粋に戦いを楽しみたい人はすぐに飽きてしまうかも。装備品も今までのように服が変わるようなものではないので着せ替えが好きでFFCCシリーズを買っている人にもあまりお勧めできるようなものではありません。一応背中の模様替えられるっぽいですけど、それだけじゃ、ね。
総合(お勧め度):★★★☆☆
FFCCやFFと思ってやらない方がいいです。これはFFCCの世界観を用いたゼル伝、あるいは新作くらいに思っていた方がいいです。FFCCTCBシリーズ作っちゃいなよ!ぐらいに違うので、FFCCシリーズという先入観は捨てましょう。
このゲームは笑いを求めている人・ミニゲーム好きな人・観察が好きな人・悪戯が好きな人・アイテム収集が好きな人向けです。そういう人はやらないとむしろ損です。
が、縛りプレイはしにくいタイプで、敵を倒すのにそんなに多くの手があるわけでもなく、レベルという概念もないので戦闘大好きな人向けではありません。このゲームにはRPGと違う所がちょこちょことありますから。
個人的にはこの手のゲームまた作ってほしいです。ゲームでここまで笑ったことなかったもの。